GoodからGreatのステップ

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 教え方がうまいと評判の先生。

その人は、「私は実は苦手で時間をかけてここまでやってきた」という。

だから、できない人の気持ちがわかるし、

「だれでもやればできるんだ」という経験からの確信を持つ。

 

ゴールを達成するまでの長い道のりのなか、

どんなことに困り、つまづくことを理解している。

だからこそ、相手の気持ちに寄り添うことができ、人がついてくる。

その人から教えをうけた人は、その人に近づきたい想いから、頑張れる。

 プロになるまでに1万時間の投資が必要なのだから、

そうした気持ちに最初にリーチできるか。これが重要だったりする。

 

 苦労せずに簡単にできる天才。

この方は、できることが当然なので、できない人の気持ちを理解しえない。

 

できない人に「どうしてできないんだ」といい、攻めてしまう。

この方は、自分は苦労せずにゴールにたどり着いたので、その道筋を伝えることができない。

 

その分野が苦手であるが好き。

こんな人がこの道のプロになるには、まずは自分と同じタイプの苦労をして身に着けてきた

先生から教えを請ってから、その後、天才と分かち合い、共に高めあう。

 出逢いには、その成長に応じた順番があるのではないだろうか。