自分の言葉で語ること

 

人に伝えるためには自分の言葉で語る。

そのためには平均な集約だけではいけない。

思いっきり振りきれるヒトの方が面白い。

 

面白いお話をしてくれるヒトは

自分の経験を超える経験を意識的につくっている。

それが自分の言葉になっていて面白いのだ。

 

今の自分のサイズのことしか

語れないのだとすると、

いろんな経験をしたり、

自分と違う視点の面白いヒトの話を

聞かせてもらうこと。

 

コンフォートゾーンから離れてみる。

 

そうするうちに少しつづ、

自分の枠が大きくなる。

 

やがて、自分の枠がなくなってくるはず。

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今年最後の映画 

 

「海賊と呼ばれた男」

 

出光佐三氏のいきざまが凄まじく

心が動かされました。

 

経営者の出光佐三氏の人間的魅力。

時流を読む眼力、ぶれない信念。最後まで諦めないという心。

 

タイムカード(出勤簿)なし、馘首なし、定年なしは、

一貫してプロ集団をつくるに導かれる。

これが本当の人間尊重だと感じ入りました。

 

枠をなくせば見えてくるものがあるとは、

こういうことなのかもしれません。

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語り続けられる感情

 

二度目となった12月の歌舞伎座

もう二度と見ることができない

豪華キャスティング

 

この貴重な経験を

させてくれた素敵な友達に感謝♡

 

京鹿子娘道成寺」のストーリーより、

キャスティング玉三郎勘九郎(お色気)がお目当て。

 

京鹿子娘道成寺」は

道成寺に伝わる「安珍・清姫伝説」がベース。

 

内容は、思いを寄せた僧の安珍に裏切られた

少女の清姫が激怒のあまり蛇に変化して、

道成寺で鐘ごと安珍を焼き殺す。

なんとも、怖い話。

 

驚いたことは、

日本最古の歴史書の『古事記』の

本牟智和気王説話に出雲の肥河における

蛇女との婚礼で語り継がれていたものであるということ。

 

古事記がつくられたのは、西暦712年。

恨みつらみがここまで語り継がれてしまう。 

 

清水建二さんから教えてもらった

万国共通の微表情は7つあるけれど、

Happiness(喜び)以外は、

Anger(怒り)、Fear(恐怖)、Surprise(驚き)

Sadness(悲しみ)、Disgust(嫌悪)、Contempt(軽蔑)と

後ろ向きな感情が多い。

 

後ろ向きな感情は、身体反応として残りやすく、

喜びは回収はしにくい。

 

自分以外の喜びを

自分のことのように喜ぶ。

 

その喜びが入るスペースを残しておけば、

喜びが跳ね返り、自分に舞い込む。

内から、外からもいただく感じが

ちょうどよいんだと思う。

 

外からも内からも喜びが入る

余裕をもつもつこと。

喜びが入る領域を

もっと増やしていきたい。

 

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日本語のチカラ

 

いってらっしゃい(無事に帰ってきてほしいという気持ち)

おかえりなさい(安堵の感謝の気持ち)

いただきます(命をいただくという感謝の気持ち)

 

祈りとともに送り出す

言葉に感情のエネルギーをのせる

 

日系と外資、日系の人事役員を経験

独立した有名な経営者

 

「挨拶が大切」と言い切ったのは、

言葉の下に潜っている

この感情を重視していたからに違いない

 

「日本人の脳」を著した

角田忠信氏の研究によれば、

日本人について実験して見ると、

左右の脳の分担に欧米とに差があるという

日本人の左脳は

論理、数学等のロジック以外に

欧米人は右脳で分担する

母音や情緒的・感情的な自然界にある音

(動物の鳴声や小川のせせらぎ、風や葉の音)

も同時処理するユニークさに特徴がある

 

日本人の脳が

自然と感情と知性が一体にあるのは

個性ある独特な理論を

展開する素地があるともいえる

ノーベル賞 自然科学分野で日本はアジアでトップ)

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心がざわざわする

急いでいる

 

こんなときほど

決まり切った挨拶をせず

 

言葉を手渡すように

ゆたかに丁寧にしたい

  

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言葉をMustからLet’sに

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思考は言葉。

その言葉が行動となり、

その定着が習慣となり性格となる。

 

一度染みついた思考や行動を

上書き修正するのは、新たなスキルや能力の獲得と

同じくらいの時間(1万時間)を要する。

 

この行動は自覚する以前に

自分のある部分の無意識の行動であり、

自分の行動を自分の意思によって

決定する自由意志ではない、

つまり、それは思い違いというのだ。

 

この人を企業の変革で考えてみると、

ピータードラッカーは30年かかるという。

今の時代に待っていられるのだろうか。

(出典「自己変革の科学」Diamond business forum )

 

日本人がよく使う無意識の言葉は

「~しなければならない」の「Must」

無意識に周囲の期待である「Must」か

内発的な動機からくる「Let's」なのか

 

 自分に聴いてみる時間をとること

 

このちょっとした時間をつくることは

自分を大切にすること

 

この小さなステップから始めてみよう

 

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Be careful of your thoughts, for your thoughts become your words.
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
Be careful of your words, for your words become your deeds.
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
Be careful of your deeds, for your deeds become your habits.
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
Be careful of your habits; for your habits become your character.
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
Be careful of your character, for your character becomes your destiny.
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザー・テレサ

生きることは食べること

 

五臓六腑にしみわたる

腑に落ちる

腸が煮えくり返る

 

日本人は脳(神経系)よりも腸(消化系)

お腹の方がお利口 

 

頭で考えること

胸に手をあてたり、オープンハートは

なんだかアメリカンで

しっくりこない

  

この半年、インドから帰ってきてから、

 

野菜、お米と雑穀、発酵食品

肉は時々だと

体に優しい感じがする

 

空間の取り方や間合い

呼吸は武術と座禅で身体感覚を磨いてみる

 

小さな私の実験

あまりリジットにしないで

適当にゆるく続けてみよう

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行動はただその習慣を変えるだけ

 

今年もあとわずか。

 

自分を知ることは

日本を知ること

 

今までやらなかったことをする

今まで行かなかったところにいくこと

 

自分の枠からでて比較してみる

私の小さな実験。

 

節操なく

行動して、その場に行って、

頭でなくて、体(腹)で感じる

真逆に触れる

 

3か月前にいったインドもそのひとつ。

 

私が感じたキーワードは3つ。

「今を生きる」「行動と習慣」「ファースト&スロー」

 

インドの関心ごとは今

今日は食べられるか

ただそれだけ

 

食べた後の容器はその場に捨てる

プラッチックのごみの山

 

ゴミは土にかえる

容器が土器からプラッチックに変わっても

その行動が変わらない

ただそれだけ

 

車線もない

車間距離は近いけど

大きな事故がみあたらない

 

野菜も時間をかけて育てる

一つひとつの野菜にエネルギーがあって

肉を食べなくても満足してしまう

 

スピードよりもスロー

 

空気を読んで我慢する

ピアプレッシャーを受けやすい

日本と明らかに空気が違う

 

ただ、この枠から抜けるのは

今の習慣をただ変えるという

シンプルなこと

 

いろいろと実験してみよう

 

Watch your thoughts, for they become words. Watch your words, for they become actions. Watch your actions, for they become habits. Watch your habits, for they become character. Watch your character, for it becomes your destiny.

 

 

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